あ~、今月もまた赤字だあ~
もっと節約しないとやばいなあ

という話ではもちろんありません。
ダイエットと節約っていうのは似てますが
今日はダイエットに関する遺伝子
の話をしたいと思います。

1962年に米国の遺伝子学者ジェームズ・ニールによって
提唱された「倹約遺伝子」の仮説があります。

可能な限りのエネルギーを蓄えることができ
効率よくエネルギーを使おうとする
遺伝子の一群が存在する

という概念です。

人は食べ物を効率よく脂肪に変えて体内に蓄えておく
能力を進化させた。
このため人類の祖先はカロリーがほとんど摂取できない
飢餓の時代を生き延びられたのではないか

と推測しました。

もちろん仮説ですので反論もあるわけですが
近年、遺伝子研究が進み、現在では倹約遺伝子を
はじめとする数十種類の肥満関係の遺伝子が発見
されています。

日本人は世界でもなんと3番目に倹約遺伝子を
持っている割合が多い民族です。
1位はイヌイット、2位はピマインディアンです。

これらの民族の祖先は同じモンゴロイドです。
最後の氷河期にユーラシア大陸から
ベーリング海峡や日本海をわたって
アメリカ大陸、日本列島に渡ったといわれています。

氷河期の過酷な気が環境に順応しようと
摂取したエネルギーを少しでも脂肪として蓄えようと
する体質を獲得したと考えられています。

アリゾナ州に住むピマインディアンは現在
世界的に最も糖尿病が多い民族とされています。
日本人にも糖尿病が蔓延していますよね。

飽食と運動不足の現代においては
糖尿病や肥満になりやすい体質といえるのです。

倹約遺伝子とは逆に「浪費遺伝子」をもっている
日本人がいます。
いわゆる痩せの大食いというのがこのタイプです。
日本人の16%がこの遺伝子を持つと言われており
腹いっぱい食べても体表から熱として捨てている
らしいです。。なんともうらやましい体ですね。

なんだ、私が太ってるのはやっぱ遺伝か~
じゃあ仕方ないじゃん!
て思ったでしょ?

実は2010年の研究で、遺伝子の肥満への影響度は
たったの1%以下であることが米国の専門誌
「American Journal of Clinical Nutrition」
に発表されたんですね~

ほかにも遺伝子による肥満への影響は
20~30%などさまざまな研究結果があり
実際まだまだ未知の領域です。

ですが肥満の多くの原因は遺伝によるものよりも
過食や運動不足などの生活習慣に起因するのは
間違いありません。

太りやすい体質だといって嘆くよりも

一日もはやく生活習慣を変えましょう。

遺伝子のせいにするのはただの言い訳です。
肥満遺伝子測定キットなるものがブームとなっているようですが
はっきり言って

知ってどうなるの?

って思います。

そっかーやっぱり倹約遺伝子もってるかー

で終了ですよ。
遺伝子に合わせた食事のアドバイスもあるようですが
あなたが大して好きじゃない食事をしろっていわれたら

どうです?

続けられます?

 

遺伝子を確認するってことは
毎日体重計に乗るのと一緒で

痩せられない事実を強化

してるだけですね。意味がありません。

あなたもおそらく倹約遺伝子を持つ日本人でしょう。
遺伝子はいまさら変えることはできません。
ですから変えられるものから変えていくしか方法はありません。

この日本に住んでいるなら、現在の生活環境で
当たり前になっているあることが、
あなたを太らせる原因となっています。

それは空調です。

この倹約遺伝子に加えて、現在の日本は
空調が整い過ぎていることが問題です。

いまこの文章を書いている部屋。
まだ5月ですがエアコンが効いています。
最近の気候は春がなくていきなり夏になってしまう
感じですよね。
もうムシムシしてエアコンなしではいられません。

春もエアコン、もちろん夏はガンガンに冷やした状態
秋も短くなり、冬はまたエアコンを使います。

1年中、快適な空間にいるせいで体温調整の機能が
低下してしまっています。
 
 
特に、問題なのは夏場です。
クーラーの効き過ぎた部屋にいると、
身体が冷えて血行が悪くなってしまいます。

血行が悪くなると体内の脂肪分解酵素の働きが
低下します。
つまり痩せにくくなるんですね。

また、血行不良は身体が冷える原因です。
血液中の脂肪分が血管内に付着しやすくなる
という弊害もあります。
 
ダイエットのためだけではなく
動脈硬化などの病気を防ぐためにも
血行を改善することは非常に重要なんです。
 

では血行を改善するために必要なことは
なんでしょうか?

方法は3つです。

1.入浴
2.運動
3.食事

2と3はTHE王道ですね。ダイエットの王道。
まず入浴からです。

血行を促す方法で最も簡単なのは入浴。
手や足を温める「手浴」や「足浴」でも
十分効果が期待できます。

入浴の場合は、40℃以下のぬるめのお湯に
ゆっくり時間をかけて浸かりましょう。
ぬるめの入浴が良いのは
副交感神経が刺激されるからですね。

血行改善のみならず副交感神経を刺激する事で
日中の交感神経優位の状態から副交感神経優位の
状態にかわりバランスがよくなります。
バランスがよくなると痩せやすくなるんです。

ですので夜のシャワーだけがよくないって言われるのは
血行が良くならない
副交感神経が刺激されない
という2点からも良くない事が分かります。

入浴する時間が無いって人も多いと思いますので
そんな時は手だけ、足だけ入浴です。

手浴、足浴の場合は、40℃~43℃のちょっと熱めのお湯で
15分程度温まりましょう。

 
2番目は、運動です。

私がおすすめするもっとも簡単な運動は

歩く

ことです。
もうこれしかありません。
歩くと言っても1日30分ウォーキングってことじゃないですよ。
ただ

こまめに動く

これだけです。
エスカレーター、エレベーターのところを少し歩く
一駅だけ歩く
電車では座らないのもいいですね。

運動するって要はこまめに動けば
運動した事になるんです。

昔はいまより圧倒的に不便でした。
車もなかったし電車もなかったですよね。
何をするにしてもそれなりにいちいち体を動かす
必要がありました。

さらにいえば、立っている時間も長かったはずです。
今みたいに地面に座るという選択肢はありません。
ベンチもバス停や公園に少しあるだけです。

つまり昔の人は日常生活の中でじゅうぶんに
適度な運動を行っていたわけです。

運動というと、何か特別に走ったり
泳いだりというイメージがあると思います。
もちろんそれらも立派な運動なんですが
これらが好きで太ってしまった・・・なんて人はいないでしょう。

不便に動き回る

というのもれっきとした運動です。
便利を生活から排除して歩きましょう。
そうすればわざわざ早起きしたり時間作ったりして
ウォーキングする必要ありません。

更に言えば
動き回らなくても、部屋にこもって
筋肉をあちこち伸ばすだけでも運動です。

ものは考えようです。
じーっっと座ってテレビを見ている時間を
減らしてちょっと動けばいいだけのことです。

最後の血行改善ポイントは、食事です。
よくいう血液サラサラにする食品を
食べるってことですね。

ここでは主なものを3つ紹介します。

1.生の玉ねぎ
2.納豆
3.黒酢

です。

玉ねぎの成分ケルセンはコレステロールが酸化されて
血管に付着しないようにしたり細胞の老化を防ぐ
効果があります。
毎日食べるとサラサラになると一時期は話題になりました。

納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素があり
血栓を溶かす作用があることが分かっています。

黒酢はもともとは中国からきたものですね。
中国の人々は昔から「血管がしなやかになる」と言い伝え
られて黒酢は中華料理によく用いられます。

以上の3つ。

とはいっても毎日習慣的に食べるのは難しいですよね。
もともと好きな人はいいですが・・・
いまから食べ始めようって人にはハードルが高いですよね。

納豆のように血栓を溶かす効果とまではいかなくても
血を固まりにくくする
血管を丈夫にする成分も血行を良くしてくれます。

それは魚介類と野菜です。

青魚に含まれる成分には血中の悪玉コレステロールや
中性脂肪を減らす不飽和脂肪酸というものがあります。

また野菜に含まれる食物繊維はコレステロールを掃除する
働きがあり、ビタミンには抗酸化作用があり血管の老化を
遅らせる効果があります。

このようにみると血液の健康にはやはり
日本の伝統食にあるようです。

ですが実際にどの程度食べたら効果があるのか
どの程度サラサラになるのかなどはわかりません。

個人の体質によっても異なります。

あくまで食品の摂取に偏りがないことが前提です。
生玉ねぎを毎日食べてるからサラサラになるだろう
なんて期待しすぎるのは禁物です。

いろいろな食べ物をまんべんなく美味しくいただく

これが食事の基本です。

さて血行をよくするための

1.入浴
2.運動
3.食事

が大事だという話をしました。

まあエアコンに頼らず生活するのが一番なんですが
そういうわけにもいきませんよね。

飽食で便利になった日本で
倹約遺伝子をもつあなたはふつーに
生活してれば太っていくんです。

これはどうしようもないことです。

ですから

いま普通だと思ってる生活習慣を変えること

それしか今の体型を変える方法はありません。

ひとつでも生活に新しく取り入れる事で
体が変わっていくのを実感できると思います。