炭水化物
タンパク質
脂質

3大栄養素が人間の体には大事。ダイエットにも大事。
っていうのはあなたもよく知ってると思います。

そしてほとんどの人が

「三大栄養素はずっと別々」

のまま体の中で代謝され

「それぞれ別々に」

体の中で役に立っている

と考えています。

ですがこれが大きな間違いなんです。

 

3大栄養素の代謝経路は非常に複雑で、互いに関わって

時として「成り代わる」仕組み

を持っています。

このおかげで、体は栄養的な危機状態から脱出することができます。

逆に言うと

一つの栄養素に起こった過不足が、残り二つの栄養素にも影響してくるんですね。

このことをほとんどのダイエッターは理解していない。

3つのうち1つの栄養素を極端に減らしたデブエットを平気でやるわけです。

体重がそれでうまく減ったとしても

減らしてはならない栄養素

が知らないうちに失われているかもしれません。

こればかりは体重の増減だけでは分からないのです。

例えば糖質制限とか低炭水化物ダイエット。

この炭水化物が極端に少ないような場合まず、タンパク質不足を心配しなくてはいけません。

 

なぜでしょうか?

 

まず脳細胞というのはブドウ糖だけを栄養源にしています。

 

ブドウ糖が不足すると脳が機能せず生命の危機となります。

 

そこで、ブドウ糖の量をいつも見張る係が体内にあるんですね。

 

口から入ってくる炭水化物の量が足りずブドウ糖が少なくなってくると

肝臓に蓄えられたグリコーゲンからブドウ糖を作ります。

 

それでもブドウ糖が足らないと

タンパク質の代謝経路に働きかけ、ブドウ糖を確保しようとします。

 

筋肉は体にとって重要ですが、脳の細胞の働きを止めるわけにはいきません。

 

筋肉の細胞を維持することよりブドウ糖を確保することの方が優先になるのです。

これがタンパク質不足になる原因です。

 

3大栄養素が成り代わる仕組みを持つなら、タンパク質が足りない時

ほかの栄養素は助けてくれないのか?

と思いますよね。

ですがそれが残念なことにできないんですね。

タンパク質にだけ窒素が含まれているため、他の栄養素がタンパク質に代わることはできないんです。

バランスのよい食事をするとき、炭水化物、脂質は多少過不足があっても、ほかで助けてもらえます。

 

ですがタンパク質だけは無理なんです。

 

不足すればするほど、筋肉は減っていきます。

太りやすくなり、加齢とともに衰えて寝たきりの原因にもなっていくんです。

1回の食事で肉や魚、卵、豆類など何らかの食品でタンパク質を摂らないと確実に不足します。

そう考えるとコーヒーとパンで朝ごはんを済ませるなんて栄養的には最悪です。

 

タンパク質の補給=食事

と考えて
栄養のある食事をしないと、いつまでたっても痩せません。

痩せないどころか
運動をしなければ1年ごとに確実に筋肉は減っていくので、ますます痩せにくい体になりダイエットがより難しくなっていくのです。

だから「食べない」ダイエットは最悪なんです。

食べるべきものを食べないダイエット
が正しいダイエット

と思わされているのが今のダイエット業界の現状ではないでしょうか。