第1話の幼少期を過ぎ、中学、高校という多感な時期に突入します。

中学生になった私。

地元の中学に入学したので、ほぼ小学校とメンツは同じ。

仲がよかった子とテニス部に入り
毎日部活に熱中する日々が始まりました。

中学生活と言えば

女子同士の人間関係
これがほぼ全てでした。
これ以外の悩みなんてなかった。

先生なんてほとんど記憶に残っていません。

とにかく女子はめんどくさい

というのが記憶にあります。
それは今でもあまり変わってないように思います。

楽しいことももちろんある。
だけど男友達よりはるかにめんどくさい。

きっとあなたも一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。

女子は何かとめんどくさいって。

男に生まれたかった

と半ば本気で願っていました。
男同士の友人関係にどれだけ憧れたことか。

登校はいつも誰かと一緒
トイレはいつも誰かと一緒
教室移動はいつも誰かと一緒
給食はいつものメンバーで
部活に行くのも誰かと一緒
下校もいつも誰かと一緒

1人で行動しようものなら

友達いない
ボッチ
さみしそう
かわいそう

って言われて白い目で見る女たち。

当時の私にも1人で行動できる強さがあればよかったのですが
それもできないような弱い人間でした。

人目が気になる普通の女の子。

それが私でした。

小学校時代の友達がだんだんと

うるさい女子

に変わってしまい、違和感を感じはじめたのもこの頃。
同じ部活に入ったものの、真面目に練習せず
おちゃらけてばかりの友達とだんだん疎遠になっていきました。

部活は部活。
友人は友人。

分けて付き合うことができるようになり
別のつながりの友達と付き合うようになりました。

それがたまたま学校一の美女でした。

詳しくはこの記事を読んで欲しいのですが、彼女は美女でした。
しかもヤンキー(笑)

私の地元は田舎なので、当時はまだまだ
ヤンキーがいっぱいいたんです。
スカートを短くして、茶髪にしちゃってるような子でした。

私はこの子と手紙交換をするうちに
かなりの影響を受けることになります。

人目を気にして自分らしく生きていない
ということがいかに勿体無いか?

中学生の時期というのは一瞬で
やりたいことをやる時間も少ないのに
先生の言うことしかしないなんて馬鹿げている。

今を全力で楽しんでいるような女の子でした。
輝いてましたね。

今考えると彼女の言動も納得なんですが

彼女の父親は地元で代々続く会社を経営してるいわば名士でした。
彼女はそこのお嬢様。立派な豪邸に住み、贅沢な暮らしもしていました。

超絶美人のお母さんは、若くて古い考えも持っていない。

好きなように生きなさい

と育てるような人でした。

裕福な家庭だったからそう言えるのであって
うちのようなサラリーマン家庭では

先生の言う事をよく聞いて
しっかり勉強していい高校に行きなさい。

と言うのが普通だよなあと思えます。

身近に並外れた成功者というモデルでもいない限り

学歴があればいい会社に入れて
いい人と結婚できるよ
それが安心だよ

と教えるのも当然かもしれません。

中途半端に成績がよかった私は
大学に行けなかった両親の期待を背負ってしまっていました。

とにかく成績はよくなきゃ
いい高校に行かなきゃ
そしていい大学に行かなきゃ
そうじゃないと幸せにはなれない

クソ真面目で何ともつまらない人間でした。

勉強は嫌いだったのに、成績が落ちるとバカにされるような気がして
ただプライドを保つためだけに努力していました。

受験シーズンになると挨拶のようにみんなこう声をかけます。

勉強してる?

女子はたとえ勉強をやっていてもこう答えます。

え〜やってないよお
昨日もつい寝ちゃって〜
もうあとちょっとで受験なのにヤバいよお

ってな感じで。

私はコレが大嫌いでした。
忌み嫌ってました。
勉強したならしたでいいじゃないの。
なんでそこで嘘をつくのって。

で、私は正直に

勉強してるよ。受験前だし。
今勉強しないと落ちるし。

(笑)

そう言うとこう返ってきます。

ウッソお〜
さすがあ!
勉強してるっていう人はじめてぇ〜

(ああそうでしょうね。みんなウソつくもんね。
こういう時はしてないよっていうのが決まりだもんね。)

ひねくれ者…(笑)

なんでしょうねアレ。
勉強してないっていう罪悪感を共有したいんでしょうか。
相手もやってないっていう安心感がただ欲しいんでしょうか。
気持ち悪い連帯意識。吐き気がします。

鬱屈としていました。
思春期なんてみんなそんなものでしょうか。
外面を取り繕うのに必死で、自分のやりたいことなんて全く分かりませんでした。

ただ親の言う通りに
目立つことなく、道を踏み外すことのないように


そんな感じでした。

今では中学時代の友人とはまったくの疎遠になりました。

当然ですね。

自分を偽って生きていたんですから。
長く続く友人関係ができるわけがありません。

記憶に薄い中学時代を経て
高校に入学しました。

小学校時代の友達とわざと違う高校を選びました。

なるべく地元の友達が少ない高校に行こうと心に決めてたんですよね。

それはなるべく付き合う人と環境を変えたかったからです。

何より自分を変えたかった。

あえて都市部に近い進学校に行くことで少しは世界が広がるのではと考えました。

結果的にそれは大正解でした。

高校は私にとってパラダイスでした。
同じ価値観で会話ができる友人。
尊敬できる教師。優しくて面白い先輩。

今思えば何て恵まれていたのかと思います。

進学校なので勉強はめちゃくちゃしましたが
みんなやってるのでそれが当然で、疑問に思うこともありませんでした。

ほぼ勉強と部活でめまぐるしく過ぎていく日々。

あとは恋愛ですね。
高校に入るとみんな彼氏が欲しい欲しいと言い出します(笑)

私はここに出てきた男に高1で出会い
片思いをして告白をします。

最初は撃沈するものの、その2年後に逆に告白され付き合えるようになるのです。
(が3ヶ月後にあっさり破局)

まあこの経緯は私の人生に大して影響してないのでこのくらいにしておきます。
(ひどっ)

2年生になると、大学受験に向けてクラスは学力別になり
志望校を決めないといけません。

流されて学力の合う進学校にきたものの
ここでまた1つの疑問にぶち当たることになります。

私はまだ勉強したいのか?

大学に行ってまで勉強をしたいのか?

いい大学に行っていい会社に入りたいのか?

答えはもちろんNoでした。

ですがここでも私の弱気と世間体を気にするダメな性格が露呈します。

高卒と大卒だと生涯賃金がこんなに違うよ。

今まで勉強してきたのに勿体無い。

ほかにやりたいことがないなら
とりあえず大学に行っておいたほうがいい。


大学に入ってから将来やりたいことを考えればいい。

結局、最後は父親の

「お父さんは家が貧乏で大学に行かせてもらえなかった。
だから娘は大学に行かせたい。」

この言葉で折れました。

というとカッコいいですが

要は逃げたんです、私。

 

周りの人と違う人生を歩むのが怖かった。

自分だけ専門学校へ行くのが怖かった。

親を説得できるほど情熱がなかった。

大卒資格さえあればとりあえず安心だと思ってた。

 

自分の人生から逃げたんです。

今、過去に戻れるとしたら私は絶対に高校3年に戻ります。

今あの時の選択を人生で一番後悔しています。

 

結局自分の弱さのために、大学受験の波に飲み込まれていくことになります。

地元の大学に進学する選択肢もあったのですが、レベルが高すぎるか
少し低い大学しかなかったので、県外の私大を目指すことにしました。

「もうちょっと」頑張れば受かるようなレベルの大学です。

全国的にも有名な大学で学生数も多いマンモス大学です。
とにかく親元を出てみたい気持ちと、広い世界を見てみたい一心で、勉強に打ち込みました。

当時は友達や彼氏と離れることなんて大したことじゃなかったですね。

とにかく今と違う世界を見たいという好奇心でいっぱいだったんですね。

私はかなりの飽き性なので

とにかく地元に住むのに飽きてた

というのもあります。

引っ越して環境を変えたかった。
それには大学で家を出るのが一番でした。

ですがこの選択が私の人生を大きく左右することになります。

暗黒時代の幕開けです。
私にとって大学は地獄でした。
今でも思い出したくありません。

経験はすべて糧になると人は言いますが
大学時代の経験は抹消しても構わないと思えるほど

私にとっては無駄だったとしか思えません。

講義も出会った人も住んだ街も
すべてです。

すべてを嫌いになってしまいました。

続く。