行動経済学って知ってますか?

行動経済学とは

心理学の研究成果を経済学の考え方に統合し
人間の非合理的な行動の中にある行動パターンを
解明することによって、人々を豊かにすること
幸せにすることを目指している学問

です。

人間の行動パターン

意思決定の仕組み

これらがわかれば

合理的に行動できるような何らかの仕組み

を社会の中に作ることができ
それが人々の希望を叶える手助けになる

ということです。

何か小難しいですが
これをダイエットの観点から考えてみるのが
今回の話なんです。

行動経済学の研究を応用すれば

痩せたいと思ってるのに
食べ過ぎちゃう人の
行動を変えることができる
かもしれない


っていうわけなんです。

人間の非合理的な行動パターンから
肥満の人に共通の思考や行動パターンを導きだし

自分の生活習慣の中にある非合理性を自覚しよう
その自覚をダイエットの一歩にしよう

ってことなんです。わかります?

元を取りたがる人
 

食べ放題のお店に行くとき、必ず

元を取るまで食べる!

っていう人、いますよね。

どんなにお腹がはちきれそうになっても

食べないと損

だから無理してでも食べる。

あるテレビ番組でスイーツ食べ放題の店が
出てたんですね。

どれだけ食べれば元が取れるかを検証せよ!

って企画で
大食いタレントがとてつもない量を食べてたんです。

お店側は、原価率で計算し、


赤字になる!!!


 

と思ったポイントで、店長が笛を

ピーーーーーッッ

と吹いてギブアップという番組でした。

でも実際には食べ放題で「元を取る」なんて不可能なんです。
正確には「元」は取り返せないんです。

なぜでしょうか?

 
元は取り返せない理由
 

食べ放題のお店に入って最初に代金を払いますよね。

例えば5,000円を払った時点で出費は確定しています。

そのあとお店でいくら食べても・・・

財布の中はいくらですか?

マイナス5,000円ですよね。

それ以上出費が増えない代わりに、お金が返ってくることもありません。

食べ放題で食べれば食べるほどお得

というのはあくまで心の問題です。

 

心の中で「お得」と感じてるだけで実際には違います。

つまりどんなに食べても一度支払った5,000円は戻って来ないんです。
(当たり前ですが)

元など取り返せるわけがないんです。

ですから

食べ過ぎによって太るというリスクを背負ってまで元を取ろうとする

なんて無意味だということが分かると思います。
無意味どころが太るというリスクまで負うことになります。

食べ放題の代金や、ジムの月会費など

過去に支払いもう返ってくることはないお金のことを

サンクコスト(sunk cost)

といいます。

sunkの意味は沈んだっていう意味で

沈んでしまって戻って来ないお金という意味ですね。

食べ放題で代金を払った分は元を取らなきゃ

ジムで月会費払ったからその分は通わなきゃ

というようなサンクコストを回収できると思い込んで
「合理的ではない判断」をしてしまうことを行動経済学では

サンクコスト効果

といいます。
サンクコストには執着するな
 

人間は時に非合理的な

心の損得勘定

をしてしまうものです。

でもこれはできるだけ実際の損得勘定に
近づけたほうがいいんです。

冷静に損得勘定をするためにはサンクコストに執着しすぎては
いけません。

これはダイエットにおいても鉄則です。

食べ放題で支払う金額が確定したら

もう値段の事は一切考えないこと。

後ろをふりむかないこと。

先にある

食べ過ぎたらどうなるのか?

それだけを考えるんです。

太るのはすぐだけど痩せるのは何年もかかる


今の服を着られなくなったらもったいない


病気になって医療費がかかったら大変

なんてことを考えるんです。

新たなコストが発生する前に

後ろを振り返るクセ

未練を持つクセを捨てること!

前だけを見る習慣を
身に付けること!


元を取るという発想を切り替えて
心の損得勘定を正す

これが痩せるための近道です。