現実の話、この世には

体質的に太りにくい

体質的に痩せにくい

という人がそれぞれいるというのが真実です。

人間の身体には違いがあるのは当然ですからね。

ただ忘れてはいけないのは

痩せたり太ったりするのは
体質の問題だけではない


ということなんです。

太ったり痩せたりという変化は

睡眠や食事や運動といった
いろいろな要因の組合せで起こること
です。

それなのに

痩せられないことを体質のせいにしてる人は多いです。

本人が思っている以上に食べていたり、飲んでたり
ほとんど体を動かしていない人ほど

体質を言い訳にしています。

じゃあほんとのところはどうなんでしょうか?


 

「自分の努力では変えられない体質」とはどういうものなのか?

またそのような体質の人ってどのくらいいるんでしょう?

肥満遺伝子と日本人
 

肥満遺伝子についてはこの記事でも書いてますが

現在発見されているたくさんの肥満遺伝子の中で

一番多くの日本人が持っていると言われている肥満遺伝子

これですら持っているのは日本人の3分の1程度です。

残りの3分の2の人はこの肥満遺伝子を持ってません。

この肥満遺伝子を仮に持っていても、持っていない人と
比べてどう違うのか?というと

1日の基礎代謝がせいぜい200kcal程度低いだけ

なんです。200kcalっていったら牛乳コップ1杯くらいですよ?

ですから

痩せられないのは体質のせいだ!!

と言えるのはあらゆる生活習慣を改善した後でしょう。

多くのデブは
睡眠も栄養も不足していてまだまだ改善すべき点が残っていながら
体質を言い訳にしています。

つまり、

小さな確率の事柄(この場合、肥満の遺伝的な影響)
に対して

自分はそれに当てはまる!

と都合よく解釈し、確率を高くとらえすぎているというわけです。

人間は、実際には低い確率を高くとらえすぎたり、

逆に高い確率を低くとらえすぎたりします。

(日本人の3人に1人はがんなのに自分は大丈夫という思い込みは
高い確率を低くとらえすぎた例ですね。)

この実際の確率に対して個人の予想や思い込み、
期待が加重されることを行動経済学では

確率加重


といいます。

こんなふうに行動経済学ってダイエットでちょっと己に甘くなってる感情を
合理的に説明しにくるので

耳に痛くないですか??

デブをなんとかしたいって思ってるあなたには
もう痛いほどわかってますよね。

食べ放題で元を取るのが意味ないことぐらい
(※サンクコスト効果参照)


肥満は体質のせいじゃないってことぐらい

耳に痛いってことはいいことなんですよ。
だって良薬口に苦しとも言うじゃないですか。

良薬がどんなに苦くても嫌がらずに飲み続ければ
そのうちそれが普通になります。

そのときにはすでにダイエット成功してるはずです。