これは素晴らしい本でした。久しぶりだな。ダイエット系書籍の当たりは。
「やせる味覚」を作りましょうというまあ「またそれか・・・」がこの本のテーマなんですけど(笑)
まあ聞いてください。

やっぱり太りやすい人って美味しいものが好きじゃないですか。
脂っこい物とか甘い物、炭水化物がめちゃくちゃ好きでやめられないっていう。
だいたいほとんどのデブがそうだと思うんですよね。だから痩せられない。
この本の著者もそうで、それじゃあ「ヘルシーなものを美味しいと感じる味覚」ができれば
いいんじゃないか?自分の味覚を「やせる味覚」に変えたらいんじゃないか?というわけです。


まあ・・・ここまではよくある話ですよね。
こんなこと言うと必ず「そんなのできるの?」「それができないからみんな苦労してるんじゃん」っていう
意見が出るんですけど
実際味覚は数週間で変えられるというのが最近の研究で証明されているのは確かで
一時期、予防医学者の石川善樹氏がけっこう勧めておられましたよね。だしを食前に飲めとか。
今はマインドフルネスを提唱してるけど(笑)
実際、味覚は変えられるっていうのはもうダイエット界では常識なんです。



この本は著者が自分を実験台にして積み重ねてきた結果
「これなら簡単に味覚を変えられる」と思ったものをいろいろ紹介していてこれがかなり具体的で
効果が出るものばかりなんですよ。ダイエット本って

こんなんできねーよ!!


っていうのがよく紹介されてるじゃないですか。そんな極端なことできないってやつ。
だしを飲むっていうやつだってできる人どれだけいますかって話で。
でもそういうのが一切ない。普通の生活で普通にできる。やれる。そんなのばっかりです。
別に高い野菜買わなくていいし、チーズだって安いのでもOKみたいになってる。
何よりご本人(昔はデブ)が実践してきて変えられた経験をもって書いてあるので説得力があります。

味覚本にはこれもおすすめしていましたが

今回の本の方がより実践的です。女性が書いてるだけあって女性に寄り添った本です。

実はこの著者の本は紹介していないですけど以前にも読んでいて

これね、タイトルはすごくフックが効いてていいなあって思ったんですけど中身はあんまり・・・。
というわけでスルーしてました。内容はいいんですけどまあありきたりだよねって感じで。
でも今回の本はすごく本質をついていて実践的です。味覚の幅を広げるという表現もいい。
食べない我慢をしたくないという人には特に合うんじゃないでしょうか。著者が言うように毎日おいしいおいしいと
思いながら幸せが増えて、心が安定して気分よく過ごせるようになるっていうのはすごくいい考え方だと思います。
やっぱりそこがないとダイエットうまくいかないです。
つらい、きつい、しんどい。そういう感情が一切なくて食べる喜びが多い生活。
その結果心の脂肪も体の脂肪もそぎ落とされる。それが日常になればダイエットを意識しなくなっても
「ダイエット状態」が普通になる。これが太りたくない人が究極に目指すところですよね。