2015/ 9/29 22:26

堀井和子さんが好きである。
雑貨が好きな人にはおなじみだろうが
彼女は食とか雑貨のスタイリストの大御所みたいな存在である。

堀井さんの魅力は

人生に一本、芯が通っていてぶれない

ところであると思う。

彼女の本はすべて読んだし、何度も繰りかえし読んでも飽きることがない。
10年前に読んだ本を久し振りに読み返してもおもしろく読める。

ここで誤解しないでほしい。
彼女の本は決して誰が読んでも面白いとか、文章がうまくて惹きつけられる
といった類のものでないということ。

分かりやすく言えば

好みがわかれる

のである。エッセイなのでちゃんとした構成だとは言えないし
小説が好きな読書家からすればただの日記に思えるかもしれない。

じゃあ私はなぜこんなにも彼女のファンで居続けるのかというと

彼女の世界の住人になりたいからだ。

純粋に。

本を見ればわかるように、決して派手だったり優雅だったり
楽な生活をしているわけではない。
むしろ、地味でつつましく、地に足のついた静かな生活が紹介されている。

じゃあそんな生活がしたいのか?

というとそういう単純な話でもない。
優雅な暮らしを送ってみたいし、楽に生活できたらどんなにいいだろう。

彼女の世界の住人で居続けたいと思うことは

私は堀井さんのもつ芯のようなものを持って自分が生きていきたいのだ

ということに気付いた。

自分の中にある芯。目には見えないが確固たる意思が感じられる芯。
そういったものがあるだけで、迷わずに惑わされずに生きていけるのかもしれない。

これをダイエットで考えてみる。

痩せる、太るというのはそれ自体はただの生理的な現象であって
特有の原因とか環境があるわけじゃない。

例えば食べ過ぎたから太ったという人もいれば
食べ過ぎても太らない人もいる。

「食べ過ぎ」ひとつとってもそれだけで一概に「太らせる原因」とは言えないし
食べ過ぎる人が皆太る訳ではない。

太る原因にはもっとほかのいろんな要因が積み重なってできるものである。
それは寝不足であったりとか、ストレスであったりとか、生活習慣であったりする。
だから太るというのは

自業自得いや必然なのだ。

心のありかたや食への考え方、もっと言えば人生に対する考え方が
反映されるもの、それがあなたの身体である。
もちろん心と体はお互いに影響し合っている。

人が違えば体型も違うように
心の持ちようが違えば、心の器である体も違ってくる。

そしてまた器が違えば、中身である心が変わってくる。

だから心も体も目新しい情報や流行に惑わされて
いい方にも悪い方にも変化していくかもしれない。

けどそこに芯があれば。

ぶれない一本の芯があれば、きっと大きく踏み外すことなく
前に進んでいけるのではないだろうか。

芯とは曖昧な言い方で分かりにくいかもしれないが
いわばコツ(骨)である。
重要な部分、大事な部分、これさえ理解できればなんら怖いことはない。

どんな情報に惑わされそうになっても、どんな難題にぶつかっても
コツさえつかんでいれば乗り越えていける。

ダイエットに限らず、人生で乗り越えるべき壁に遭遇したとき
自分の芯を意識すれば、横道にそれずにまっすぐと進んでいけるはずだ。