ポテトチップスはやめられた。
チートスもやめられた。

でもどうしてもやめられないものがある。

それがもろこし輪太郎である。

 

 

 

 

 

駄菓子コーナーでいつも顔を合わせる彼。
私が小学生のときからいつもそこにいて私を安心させる。

遠足のときには必ず彼と共に。決して裏切ることはない。

最近、近所にできた新しいスーパーで特大の彼を見つけた。
どんなに大きいものが入ってるのかと興奮気味に家に帰り
早速袋を開けてみると
そこには駄菓子サイズの袋が大量に詰められているだけだった。。。

彼にはファンが多いのか、ついにコンビニで大きい袋に入った彼を見つけた。
ミニストップである。
今まで駄菓子を売ってるスーパーでしか会えなかった彼と今まで以上に
会えるようになった。
しかし残念なことに量が多すぎる。そして袋のデザインがそっけないのだ。

いくら愛する彼といっても、あの駄菓子サイズの量がつつましくて似合っているのであって
黄色くていかにも駄菓子といったパッケージに描かれている彼こそ私の愛する彼なのである。

彼を愛し続けて25年余りが過ぎてしまった。
ついこのあいだ衝撃の事実を知ることになった。

彼のことをわたしはずっと

 

りんたろう

 

とよんでいた。なんて素敵な名前だろう。
ところが彼の名はなんと

 

わたろう

 

だというのだ。つまり

とうもろこしの輪でできているから
わたろうなんである。

あまりの衝撃にめまいがした。りんたろうとわたろう。
ぜんぜんちがうじゃないか。

私の愛する彼は決してわたろうではない。
りんたろうである。