専業主婦は2億円損をする

相変わらず橘さんは挑発的なタイトルをつけるのが好きみたいで(笑)
専業主婦になることで家族が得られる時間的な余裕とか習慣とか安心感とか
教育とかそういうものをお金に換算できるのかとかそういう反発があるのかも
しれないですけど、まあそれはそれですからね。

あくまでこの資本主義社会で考えたとき、専業主婦という選択は経済的に見て
どういうことなのかを淡々と主張してるだけで。
レビューってやたら感情的で前提条件をまるっきり無視した批判ばっかなんですよね。
この方の著書っていつもそんな感じですから。自分の主張を正当化するためにそれに合った
論文とか集めて載せるとか。それ普通ですよ別に。距離の取り方ですよね。本読んで
まるっきり信じてあとから「騙された!」とか言ってる人。ああいうのって意味不明・・・。

私を専業主婦にしてしまったら、人生で2億は損するわよぐらいに言える女性に
なるためにはさてどうするか。会社の幹部になるか起業するしかないでしょうね。
エリートコースに行って出世するのは運も絡むので確率としてはすごく低い。
そうなるとやっぱ自分で事業やるのが一番いいんですね。稼ぐなら。

橘さんが言ってるのは何も会社でキャリアウーマンを目指せって言ってるんじゃなくって
会社をやめても社会とは断絶するなってことなんですよね。社会とのつながりを持ったまま
社会のために何ができるかという発想が主婦にはすごく欠けてると思う。だから家事や育児を
外注するってことにも変な罪悪感が強い。自分が雇用を創出してる=社会に貢献してるっていう
発想が皆無ですから。やっぱりこの社会でセンスある人、出世していく人っていうのは
必ず社会との接点とか社会のためにっていう発想を持ってる。持ってない人は専業主婦を望みがち。
視野が狭いってそういうことだと思うんですよね。主婦で家庭に入ってるとただでさえ狭くなるのに
お金を稼がないとなるともっと狭くなる。お金とはつまり社会ですから。

賢い人だったらこれ読んで専業主婦なるのはやめたほうがいいって思うだろうし
そうじゃない人はただただ胸糞悪くなって文句言いまくるんでしょう。
共働きで働いてる人は自分の選択と人生を肯定された気がして満足感を得て
「私って時代に合った働き方してるわ」って悦に入ることができる本です。
専業主婦上等って思ってる人はいろんな矛盾や粗を探し出して、この本は大したこと
書いてないって全否定してやっぱり自分の生き方は正しいと安心感を得る。そういう本。
自分のポジションを確認する本ですね。あなたはどう生きたいか?それを選べる時代だということで。
ちなみにこの本の表紙の絵がダサい(笑)本は極力実物で持ちたいのだけれどダサい装丁の本は積極的に
kindleで買う派です。なんでこんなにダサいのか謎。若い人手に取らないよね。
この本も面白そうで。