肉を食べたほうがいい
肉を食べないほうがいい

っていう主張はいつもダイエット本では論争の的で
私もいろいろな本を読みましたが、はっきりいって

 

どっちが正しいかわかりません。

 

昔は日本人は肉なんか食べずに健康だったっていう主張の中の

というのはもちろん農耕が発達してからの話です。
旧石器時代よりずっと後の話です。

農耕をするためには獣がいる山奥に住めないですし
人々は川の下流に住んで集落をつくって暮らすようになりますよね。

そうするとなかなか肉は食べれなくなる。
狩る機会も減るし、時代と共に獣も減ってくる。

イノシシの肉だって最初は日常のタンパク源だったのが
今は非日常の肉になっちゃってますよね。

なので旧石器時代は肉主流、それ以後は穀物主流で
主食はまったく変化していてその時代の違うものを比べて

一方は旧石器時代を「昔」といい、一方は農耕以後を「昔」という。

だから肉を食べてもいいんです。だから肉は食べたらだめなんです。

って両者主張してるわけですよ。不毛ですよね。平行線です。

だって話の前提がそもそも違うんですから。
比べたって意味がないし、どっちが正しいかなんて答えはでないでしょう。

肉を食べていた時代のほうが穀物を食べていた時代のほうが長い

っていう主張もあるでしょう。
でも食べていた期間が長いからって今の遺伝子にどう影響しているかなんて
根拠はどこにもありません。

まさに千差万別なんです。

大昔の生活習慣がいいのか、江戸時代の食習慣がいいのかなんて
人それぞれ。
「ヒト」だからって「日本人」だからって万人に通用する主張はないはず。

旧石器時代の食事に返るべきだと主張しているのが今話題のパレオダイエットです。

パレオダイエットってちょっと気になったので調べてみたんですが
あらまあびっくり。
肉食にすればいい話なのかと思ったら、かなりストイックなんですよ。

以下引用です。

 

旧石器時代に生きた人々、つまり原始人は、身体が強く、
非常に健康的であったと言われていますが
旧石器時代以降の約8000年間、人間の遺伝子はあまり変化していないとのこと。

したがって現代人がその時代の食生活を行っても全く健康に支障がないだけでなく
何万年にも渡って原始人が行っていた食生活、すなわち工場で生産されたフード
ケミカルや遺伝子組み換え技術を用いたフード とは無縁の
自然界から手に入るものだけを 食べることが、人間の身体に望ましい
というのがパレオ・ダイエットのセオリー。


その食生活を実践することによって、石器時代の人々のような健康で強く、
皮下脂肪の少ないボディを手に入れることができる
というのがパレオ・ダイエットです。


米、パスタ、パン、とうもろこし等の炭水化物は現代人にとって
欠かせない食物ですが、パレオ・ダイエットでは ほんの少量の芋類を除いて

炭水化物はほとんど摂取しないのが基本。

これには、一般に健康食品とされている全粒粉や玄米等も含まれます。

炭水化物はエネルギー源なので、その摂取を絶つと 体力がもたないのでは?
と疑問を抱いてしまいますが、

農耕が栄える前の旧石器時代には これらの食物はもちろん存在せず、
1日のカロリーの55%を肉から摂取していました。
それで持久力と体力が要求される狩猟をこなしていた訳ですから、
現代人の生活は問題なくこなせると考えられています。

芋類を除く炭水化物の他にも、パレオ・ダイエットでは豆類、砂糖や塩を含む調味料
乳製品、添加物や加工品は一切摂ることができません。

そのため、豆類を除く野菜全般、肉、魚、果物、ナッツ、卵が主な食物になります。

人工的に手の加えられていない自然に近いものが好ましく、
肉はグラス・フェッド(コーンではなく、牧草を餌に育った牛等)のものが適切。

飲料に関してはアルコールやコーヒーはもちろんNG、
基本的に水とお茶のみとなります。

 

以上引用でした。

これってめっちゃきつくないですか。

砂糖や塩がだめって。。。、
加工品も一切ダメなんですって。

それってダイエットというよりもはや一種の信仰ですよね。ビーガンみたいな。
これで痩せないほうがおかしいですよね。

実際、加工食品や糖質に溢れてる今の環境で、それらの誘惑にさえ勝てるんなら
どんなダイエットでも痩せるでしょうって話です。

だから肉を食べるか、食べないかどっちがいいか?なんて考える必要はなし。

食べたければ食べましょう。
食べたくないなら食べなきゃいい。

私はそう思います。そこで議論するのは無駄でしょう。

例えば

あなたのご両親がいつも肉を食べてはつらつに毎日を過ごしているなら

肉も体にいいかも

って思うかもしれないですよね。

実際、肉を食べてるお年寄りは元気だってよくテレビで特集されてます。
(まあ、あれは食肉加工会社がスポンサーの場合が多いですが)

逆に、身内に肉が大好きな人がいて、でも早くに大腸がんで亡くなってしまった。
そんな経験をしたことがあるなら

ああ、やっぱり肉なんて食べるもんじゃない

って思うでしょう。肉を食べる気にすらならないかもしれません。

食事については

偏りがよくない

だけで、それ以外はあまりこだわるなというのが私の考えです。

食べ過ぎもよくないし、食べないのもやはりよくないです。
やはりバランスです。中庸です。

そもそも食事の偏りは思考の偏りから来てることが多いです。

頑固な人って変なとこでこだわるじゃないですか。
頭の偏りが、食の嗜好の偏りとなって現れるんですよね。
そこには必ずストレスというものが発生しています。

こうしなければ
これは食べなければ
これは食べないで我慢しなければ

こんな凝り固まった考え。こういう思考の癖がある人は
柔軟に物事を考えるようにしないと、何か人生で壁にぶつかったときに
すっとかわせなくなるんです。

頭の柔らかさ

これを習得するには行動から変えることですね。

いつもと違うことをあえてやってみる
いつもと同じやり方にこだわらない
人のやり方を真似てみる

もっと具体的に言えば

普段と違う肉料理を食べてみる
いつもより少し高級な肉を食べてみる
肉そのものを1週間断ってみる

こういう小さな行動です。
それを変えてみる。新しいことをやってみる。

その経験の積み重ねで思考の凝りをほぐしてあげるんです。

その結果

肉を食べてると幸せな気持ちになる
肉がないと食卓がさみしい
肉を食べると体がぽかぽかする

肉を食べ過ぎると胃がもたれる
肉を食べ過ぎると便秘になる
肉を食べ過ぎるとイライラする

こういうあなたの中の「変化」を実感すればいいんです。

ダイエットの知識が増えていく中で

どっちが正しいんだろう?
この人はこういってるけど私はこう思う

っていうのがたくさん出てくるはずです。
どっちを信じるかはぶっちゃけどうでもいいんです。

 

あなたがそれを信じた根拠は何?
どういう体験や、実感をもってそうすることにしたのか?

 

ってことなんです。
結局あなたが頭を使って選択したかどうかなんです。

しっかり考えてとった行動なら継続できるだろうし
流されて選択した行動はいつの間にか忘れていきます。

巷のダイエットで成功しない人っていうのは
頭使って考えて選択しなかった結果、行動が継続できなかった。

これがほとんどなのは間違いありません。