ダイエットはじめてもすぐ挫折してリバウンドする
何をやってもダイエットが続かない

そんなあなたにいいこと教えてあげます。

いいですか?

ダイエットが成功しないのは
あなたのせいじゃありません。


あなたの意思が弱いからでもありません。
あなたに根性がないからでもありません。
あなたが飽き性だからでもありません。

あなたは

自分の体重を自分で調整してると思ってませんか?


自分がこれだけ食べたからこの体重、これだけ減らしたからこの体重。

自分が体重をコントロールしてると思ったら大間違いですよ。

なぜなら

あなたの体重はあなたの意思ではなく
あなたの脳が好き勝手に制御しているからです。


知らなかったでしょ?


はっきり言えば、脳を知らずしてダイエットしようなんざ
ちゃんちゃらおかしいです。

交通ルールを知らずに運転してるようなもんです。おそろしい。
これを知らずにダイエットしてる人がなんと多いことか。
だからなんたらダイエットとか食べるだけダイエットとか
そんなくだらないダイエットばかりが流行るんですよ。

本当にダイエットを勉強した人は知っています。
ダイエットには脳の働きが大いに関係しています。

脳科学というのは日進月歩の世界なので、ここに書く事は
数年後には科学的に間違っていると証明されるかもしれません。
ですが今現在証明されている情報でダイエットを脳科学的に考えていきましょう。

 

ダイエットを脳科学的に考える
 

TEDって知ってますか?

カナダのバンクーバーで世界的な講演会を主催している団体なんですが、
そのプレゼンの内容を無料で配信してくれてるんですね。

学者とか発明家とか経営者とかそれはすごい人たちが講演してるわけですが

そのなかに神経科学者のサンドラ・アーモットさんという方がいました。
この方の講演が非常に面白かったので、ここで紹介していきたいと思います。
ダイエットやってて上手くいかないなら必読ですよ。

サンドラ・アーモットさんは長年ダイエットに悩んでいたそうです。
13歳からなんと30年間もダイエットをやったりやめたりのくりかえしで
何をやってもだめだったそうです。
そこでサンドラさんは神経科学者としてなぜダイエットはそんなに
難しいのかを考えたんですね。

そこで
ダイエットが成功しない理由は
体重をコントロールする脳の仕組みにあることがわかったんです。

それでやっと彼女はダイエットに成功したわけです。

では少し詳しく説明しましょう。

 
脳には大昔の体験が記憶されている
 

人類の歴史の中では、食べ物が豊富にある時代より
食糧不足の時代の方がはるかに長かったということは知っていますか?

祖先の人々は
•食糧不足の時・・・・体内にエネルギーをためこみカロリー消費しない
•食糧があるとき・・・体内にどんどんとりこんで体重を増やす
ことで生き抜いてきました。

その食糧不足の時代の体験が
あなたの脳はいまだに覚えているのです。


 

今の時代はいつでも食糧が手に入りますよね。

つまり「食糧があるとき」です。

脳としては食糧不足の時代の記憶をもとに
どんどんどんどん食べ物をとりこんで
体重を増やそうとしているのです。

祖先の時代と飽食の現代との差異に着目した
オタワ大学のヨニ・フリードフという博士がいます。

「もしタイムマシーンがあったら
肥満患者たちを飢餓の時代に連れて行きたい。
それがこの世で最も効果のある減量法だ」

 

と彼は述べています。

 

つまりは

食生活を変えることが
一番効果的な肥満の解決策だ


といえるのです。

 

恐怖のセットポイント説 
 

セットポイントとは
脳が認識している体のベストな状態のことです。

それは体の体脂肪量は一定になるように
脳によってコントロールされているということです。

たとえば
脳がセットポイントが60kgと認識しているのに、
ダイエットなどで50kgまで減量します。

脳は代謝量を減らしたり、食欲を増やしたりして体重を元に戻すように働きます。

60kgを超えることはあってもめったに下がらないということになります。

脳はあなたのからだに強力なシグナルを送って
脳が理想とみなした体重をキープさせようとしているのです。


 
脳はどうやって体重を決めるのか
 

では脳は理想とみなした体重をいったいどうやって決めていると思いますか?

それは基本的には遺伝子で決まってしまいます。

ですがほかに
健康状態とは全く関係なく

おもに食べ物の入手可能性と
生活スタイルをもとに決めている


のです。

あなたが肥満であろうと、高血圧であろうと
コレステロール値が高かろうと全く関係ありません。

そして

いまよりももっと痩せたい


と望んでいてもそんなことも全く関係ありません。

脳のシグナルはさからえないほど強力です。
そして「自分勝手」です。

だってあなたの一部である「脳」なのに
あなたのいうことは一切聞いてくれないんですから。

あなたの意志とは無関係に
お腹はすいて、つい食べ過ぎて、体によくない食べ物を
選んでしまいダイエットはあっさり失敗するのです。

食べ物の入手可能性は
この飽食の時代、望めばなんでも手に入れることができます。
24時間コンビニでは食べ物を変えるのが当たり前です。

さきほどヨニ博士が述べたようにタイムマシーンがない限り
これは変えることができません。

そこで生活スタイルです。
遺伝子や食べ物の入手可能性はいまさら変えることはできません。

生活スタイルだけが変えることができる要素です。

つまり

生活スタイルを変える=セットポイントを変える
ということです。

 
ダイエットが失敗する2つの理由
 

脳の大昔の記憶
セットポイント

この2つでダイエットが失敗してしまう理由が理解できたでしょうか。

さあ本題はここからです。

じゃあどうすればいいの?
どうすれば痩せるの?


ってことですね。
脳の仕組みはいまさら変える事なんてできません。
じゃあ何を変えたらいいんでしょうか。

 
これを変えたら痩せられる
 

アーモット氏は

五感で感じながら食事をする

ことの重要性を語っています。

意識して食事をするということですね。

食事に対する意識を変えろ

ってことですよ。

時間になったからってなんとなく食べてるでしょ?
周りの人が食べてるから食べてるでしょ?
お腹すいたかすいてないか自分に聞いた事ないでしょ?
テレビとかスマホしながらばくばく食べてるでしょ?


だから痩せないんですよ。

空腹を感じたら食べる。

至極当たり前のことです。
当たり前のことができてないんじゃないですか?

お腹すいてないのに食べるなんて動物じゃ人間くらいですよ。
おかしくなってるんですよ、人間は。
もっと本能的になって生きてみて下さい。
これ食べないと腹減って死ぬ!!そうなったら食べて下さい。

 
食べることへの罪悪感
 

食べるのにいちいち罪悪感を感じてませんか?
これも意識を変える事が必要です。

食べたいときに食べることを許してあげる

これが大切ですよ。

食べる事を許すだけですよ、決して食べ過ぎてはいけません。

自分にとってちょうどよいと思える
食事の量を見つける


これをやってください。

あと一口食べたいって思ったらそこでやめてみる。
そのときどう感じましたか?
しばらくすれば食べなくてよかったってなりませんか?
そうやって試行錯誤してあなたの食べるべき量を見つけていかないといけません。

 
ダイエットも急がば回れ
 

結局のところ
ダイエットに近道とか1週間でとかは
ないということです。
地味に地道にこつこつやるしかないんです。

セットポイントを変えるには
つまり痩せた体重を脳に定着させるのには
3年はかかる
といわれています。

3年の間はリバウンドする可能性がある
ということなんです。


たかだか2ヶ月や3ヶ月でダイエット成功させますっていってるのは
ウソですよ。3年が過ぎてある程度成功と言えるんです。
でもまた無意識に食べる生活を続けたら元に戻るんです。
サンドラも講演で言ってましたが
7年間も体重を抑え続けていた人でも脳はなおも体重を元に戻そうとするんです。
それぐらい飢餓の時代の記憶というものは強力なんです。

意識して食べるというのもサンドラ自身1年かかったと言ってます。
1年で痩せたわけじゃないんですよ、腑に落ちるまで1年ですよ。
ってことはあなたがこれを実践してから最低でも1年は腑に落ちないってことです。

それぐらい習慣を変えるのは難しいんですよ。

ですからダイエットやってるっていう意識がなくなるぐらい時間が経って
正しい食事が当たり前の習慣としてあなたに組み込まれた時
はじめてダイエットに成功したといえるのです。
その時にはあなたが理想とする体型になって二度とダイエットに苦しむこともないはずです。