私たちの心もそれ自体で決まることはなく、周囲の人との関係の中で決まってくる。心が元気であるかどうかは、人との関係が大きい。癒しも幸福感も、その原点にあるのは、人との関係であるといえる。

人は親しい人と一緒にいるだけで、周囲の見え方や苦痛の感じ方さえも変わってしまう。

俗に「寂しい人は太る」といわれるが、嘘ではないようだ。親密な関係を回避する人は、体が何事にも自分一人で対処する必要性を感じ取り、エネルギーを保存しようとするのだ。

「健全な甘え」というのは、相互依存的で、自分が他者に甘えたいときに甘えることができ、他者にも同様に甘えてほしいと思えることをいう。

直接手でなでられることで「相手に大切にされている」といった感覚が起こり、自尊心が高まる。

触れる施術をすることは、触れる人自身にとってもよい効果があるのだ。思いやりのある心を持ちながら触れることで、施術者の境界が拓かれ、その結果として触れる人自身へのメリットが出てくるわけだ。

もともとオキシトシンレベルが高い人に施術された人は、オキシトシンの上昇が大きくなることもわかった、オキシトシンや自律神経を働きといったものは、施術する者とされる者で、それらの働きが同調してくることが知られている。

多くの人々が、人の手で触れてもらい、心身を整えることの効果を求めているのと同時に、人とのつながりを必要としているのだと思う。それは会話だけでは得られない身体の感覚に根差したもの、つまり自分の存在を認められ尊重される感覚といってよいものである。それは人間として生きていくのに不可欠なものであり、それさえあれば人は困難があっても、自尊感情を持って生きていけるのだと思う。

時々お店でマッサージ受けて感じるのは、人によって技術の差云々より、相性の違いなんじゃないかなと感じてます。たぶん上手いんだろうなという立場の人に施術されて体はもちろんすっきりするんですが、心の方はあんまり癒されてないっていう時がけっこうある。まあ施術者が男性なら自分好みの人かどうかとか肌が合いそうかどうかで変わるんじゃないでしょうか。手技そのものより、声とか温度とか会話とかそういうのが大事な気がして、実際それ目当てで通う人の方が多いとか。女性用の風俗店も増えてるし、そっち系のマッサージ店に行けない女性が整体に通って癒してもらっている場合が多い。。。現代人っぽい。疲れてますねえ、女性はね、いろいろと。家族持ちの自分でも行って癒されたいと思うのに、独身とか一人暮らしとかだったらどれだけ必要かっていう(笑)毎月リラクゼーションに行けるようになりたい・・・。