あなたがどんなに頑張っても今まで
ダイエットに成功できなかった理由

その一つはメンタルブロックです。

メンタルブロック・・・いったいどういうものでしょうか?

 メンタルブロックとは

人は誰でも過去の体験や記憶から
「自分らしさ」というセルフイメージを持っています。

たとえば・・・

自分はネガティブ思考の人間だ

謙虚であることが自分らしい


というイメージのフレームです。

人は潜在意識のレベルでこのイメージの枠内に

とどまろう、とどまろうとします。

この枠内に閉じこもり、心にブレーキをかける働き
それがメンタルブロックというものなのです。

ダイエットにおけるメンタルブロックとは

たとえば・・・

「自分は根気がないから痩せることができない。」

「太った私のほうが自分らしい」

「一度やせてもまたどうせリバウンドする。」


などですね。

こうしたイメージがあるために潜在意識は

「ダイエットは続かない」
「太ったままでいよう」


と働いてしまい、結果としてダイエットの成功を無意識に阻むのです。

 メンタルブロックがかかる理由

メンタルブロックがかかる理由は人によってそれぞれです。

それぞれですが、突き詰めていくと

恐怖心というものにつながります。

「変化が怖い」
「今のままが安心」


こうした変化におびえる気持ちがメンタルブロックの原因となるのです。

人間にはもともとホメオスタシスという機能が備わっています。

このホメオスタシスはメンタル面でも働きます。

変化した先の未来は自分にとって未知の状況です。

つまり

痩せた後の自分というものをまだ知らないのです。

ただ知らないから怖いのです。

 

それなら

楽しくて居心地の良い現状を維持しよう


となるのです。潜在意識がそう判断するのです。

人間というのは本能的に変化を避けようとする生き物ですから。

メンタルにおけるホメオスタシスも
無意識的な自己防衛本能、生存本能です。

ホメオスタシスによるメンタルブロックがかかっているからこそ
人間は快適に心地よく生きることができるともいえるのです。

ですので変化を恐れるというのは至極真っ当な心理でもあるのです。

ただ、、、

太ったままの居心地の良さ、安心は
あなたが望んだものですか?


当然、違いますよね。

 ダイエットと潜在意識

ダイエットがうまくいかないのは潜在意識のレベルで

太った自分に満足し、その状態のままでいることに

居心地の良さを感じてしまっているからです。

自分のイメージから外れた自分
つまり痩せた自分、引き締まった自分は
慣れてなくて気持ちが悪い、居心地が悪いので
いくらダイエットしても結局は元の太っている自分に
戻ってしまうのです。

変化を拒絶し現状を維持しようという
強烈なメンタルブロックが潜在意識にアクセスすることを拒むからです。

重要なのは

あなたのメンタルブロックに向き合うこと

です。

メンタルブロックを突破すればあなたはこの先
「ダイエット」に励むこともなくなります。潜在意識を味方につけるのです。

 メンタルブロックをはずすには

まずは相手の正体を知ることからです。

あなたのメンタルブロックは
いったい何なのか?


それを解明していきましょう。

メンタルブロックが形成された原因である

過去の記憶
過去の体験


を探っていくのです。

メンタルブロックを突き止める方法を説明するために
ここである人の事例を紹介します。

30代女性のNさん

Nさんはこれまで何度もダイエットに挑戦してきました。
挑戦はするものの、食欲を抑えることができずに
リバウンドを繰り返していました。

ここで「食欲を抑えることができない」という事に対して

なぜ?
どうして?
どんな状況で?


と自分に問いかけていきます。

Q:「食べてしまうのはどんなとき?」

A:「こどもに対してイライラしているときに
甘いものを食べてしまう」


甘いものを食べると気持ちが落ち着いてくる
こどもに優しくできるような気がしてくる




ダイエットしているときも
『これはこどものためだ』
と考えて甘いものを食べてしまう。



そのうちにそれが常習化してきて
何かにイライラしているときは
必ず甘いものを口に入れるようになっている

イライラして落ち着かない→食べたら気分が落ち着く

こんなことを繰り返すうちに

イライラは食べれば解消できる

自分は食べなければ
イライラや不安を解消できない人間だ


といった思い込みが生まれます。

そしてそれが習慣化し

メンタルブロックを強化してしまうのです。

たしかに「食べる」ことで
不安や欠乏感などの感情を埋め合わせることができます。

脳内物質のひとつにドーパミンという神経伝達物質があります。
ドーパミンは運動を促すホルモンで
意欲や動機を向上させ、脳の働きも活性化させてくれます。

またドーパミンが分泌されたあとは
ドーパミン抑制物質であるセロトニンが分泌されます。
セロトニンには精神を安定させる作用があり
脳内に分泌されると深いリラックス状態になります。

Nさんがイライラを感じた原因も
ドーパミン不足
セロトニン不足
にあります。

Nさんは食べることで

満たされていると感じているのですが
これは目の前の不安感や欠乏感からの逃避行為、代償行為でしかありません。

なぜ自分はそんな感情を抱いているのか?
その心にしっかり向き合うことです。

Nさんの場合

イライラする真の原因に向き合うことです。

なぜこどもに対してイライラしているときに
甘いものを食べてしまうのか?

甘いものを食べると心が落ち着くから

なぜ心が落ち着くのか?

イライラが食べてる間はなくなるから

なぜイライラを感じているのか

こどもが言うことを聞かなかったり
行動が遅くなったりして、時間通りに
いかないので、こどもと自分を責めてしまう

なぜ自分を責めるのか?







こどもが言うことをきかないのは母親のせいだ


母親のしつけがちゃんとできていないからだ

時間通りにいかないのは母親の要領が悪いからだ


と思われることへの恐怖心

どうですか?

あなたが自分の心と向き合い

なぜ?


どうして?


ときいてみてください。

メンタルブロックまとめ

ダイエットができない根っこには

不安
ストレス
何らかの苦手意識


などが潜んでいることが多いです。

Nさんの場合
この恐怖心がメンタルブロックだったわけですが

じゃあこの恐怖心をなくすにはどうしたらいいのか?

と考えてしまいがちです。

メンタルブロックを外す、突破するために必要なのは

「どうすれば」なくなるのか

と考えることではありません。

Nさんの場合
どうすればこどもと時間を気にせずに向き合えるのか?

共働きをやめて専業主婦になって子どもとじっくり向き合う?

もちろん経済的に可能であればそうするに越したことは
ないかもしれません。

でも多くの人には現実的ではありませんし、
根本的な解決にはなりません。

「どうすれば」を問うのではなく
あなた自身が
「どうしたいか」と問うことなのです。

専業主婦になって子どもと向き合う時間を作る

これは自分の外側に答えを求めているにすぎません。

結局のところ
実際に子どもと向き合う時間が増えても
「子どもと多くの時間を過ごさねばならない」
という意識になってしまい、
問題そのものを根本から解決する力を生んではくれません。

つまり
あなたの心に形成されているメンタルブロックに対して

「どうすれば」

と考える必要も悩む必要もないのです。

自分にとってのメンタルブロックは何であるかを
客観視して受け止めてあげること


それだけで

あなたのダイエットの成功を阻んでいた感情を止めてあげることができるのです。
感情に向き合うこと、これこそダイエットには必要なことなんです。